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先生と甘すぎる補習

第1章 補習1

「橘は蹴る時、最後まで蹴りきれてなさないからもったいないよ、ちょっと脚触るよ。あ、傷は大丈夫?」
 「痛みは全くないので大丈夫です!」
 そう言って、脚を持って補助してくれた。触られてドキッとしてしまった。
「そう、最後思いっきり閉じる。じゃあ手放すよ。そうそう!できてるできてる!」
 褒められた嬉しい。そのまま2往復したところで、
「もう完璧だから、最後ビート板なしでそのまま200m泳いだら今日は終わり!」
「え!200も泳ぐんですか!」
「なに?文句か〜みんなよりちょっと減らしてやってるのに、そんなこと言うなら…」
「なんでもないです!嘘です嘘です!」
「そうだろ、文句ないだろ」
先生と話してると楽しくて笑ってばっかりな気がする。よし、頑張って泳ごう。

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