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先生と甘すぎる補習

第1章 補習1

「りなー!」
 後ろの方から杏菜の声が聞こえた
「あんなー!めっちゃ暑いよ〜今シャワーの水出すからね〜」
「きゃー!冷たい!!」
 みんな冷めたくてびっくりしてる笑
 私は掃除を始める。先生はプールから上がって水を撒き始めていた。
「よーし。揃ったな。始めるぞ〜」
 それから体操をして、容赦なく先生はみんなを泳がせた。終わり15分前になって、
「今日これで終わり!あとは自由に遊んでくれ!」
その声でみんな嬉しそうな表情に変わって遊び出した。
「ちょっと脚だけつかろうかな」
 飛び込み台に座って脚を入れる。
「わ、気持ちいい」
 あれ、誰かが泳いで近づいてくる。先生だ!
水面から顔を出して
「水ぶっかけてあげようか?」
 先生が笑って言ってきた
「絶対やめてください!もう何言ってるんですか〜」
「暑かったろ?」
「はい、めっちゃ暑いです」
「休憩全然してなかったよね、ちゃんと休憩取ってくれ。倒れたら困る」
「はい、次からそうします」

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