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心の帳面

第1章 1

筆が乗りすぎたのか。
はたまた今読んでいる本の影響か。

分からない。分からないが2000文字あって「」が2つしかない。

そりゃあ物語は始まったばかりなのだから、説明する事柄だって多くなるだろう。書くことは次から次に頭に浮かんで、指を止めてなんてくれない。

かといってこれは固すぎやしないか。
落ち込む。その上この小説、予定では3章先までエロシーンはない。
ただでさえこのサイトでは「おそらく受けない」と、考えている作品だ。

多分自分の文体はもう流行ってない。いや、昔から流行ってなんていなかった。そんな中80人くらいファンが居たのは、本当に運が良かったのだと思っている。

そんな運良くファンが居た場を捨てたのは、若き私である。今考えたら哀れとしか思わない。
もっと書いておけば。そんな後悔はいくらしたってもう遅いのである。

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