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終わらない物語

第1章 【R18】アクマな世界は、精子じゃないと回復しません!?

 何がなんだかわからないままヘリコプターに乗せられ、私たちは彼らのおかげで助かった。


 そう、ヘリコプターの中にいたのは全員、若い男だった。


「危なかったね、姫華ちゃん」

「おい、なんであんな所にいたんだ?」

「で、黒澤くん。ちゃんと姫華ちゃんにあれを飲ませたんだろうね?」


 女の子のような可愛らしい人と、スポーツでもやっていそうなガタイのいい人と、メガネをかけた真面目そうな人が一斉に口を開いた。


「まだだ」


 黒澤がそう答えると、三人は一斉に私を見た。


「ほんとだ、腕が変色してる! やばいじゃん!!」

「すぐに飲まないと大変なことになるぞ」

「姫華さん、今すぐ選んでほしい。この場で誰の精●を飲むのか。黒澤と、僕たち三人の中から」

「………え?」


 私は究極の選択を迫られた。
 こんなことになるなら、あの時すぐに黒澤のを飲んでおけば良かったと後悔した。


「こんなの……拷問ですわっ!!」

 





【おわり】


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