テキストサイズ

デリヘル物語

第2章 take2



「は、はい、か……あっ、あか、あけみ……さんちゃんと待ってます、ここで」


「ばかたれ、だれがこんなところで待ってろと言ったんだ。あたしは終わったあとに待たせるなと言ったんだ」


「はいっ、あ、あけみ様……」


「ふんっ……じゃあ、いくよ坊や」


そう言ってあけみさんは僕の手を掴むと部屋のドアを開けた。


そして僕はあけみさんに引っ張られながら玄関へ入ったんだ。


ばたんっと、扉の閉まる音が聞こえた。












ストーリーメニュー

TOPTOPへ