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angel flight ~みんなだけ

第1章                       


いくら 強く引っ張っても 鍵のかかってない ドアがある
むきあいたいはずなのに むきあえない ドア が 塞ぎ込んでいて

部屋という 場所へ けして 入れてくれな・・・い

ああ 最近ね ドラマを みたんだけど
ほとんどの人が その 部屋に 入れて・・・た

二度と あえあない 世界に いって いつかは 待っていてくれる 部屋に
なぜか 自分だけが 飛び込めないでい る
身体に 異変【いたみ】が 起きたとき
近いのかな って ふと 考え る

何かに すがるようにして 眠らなかった
眠りたくない みえない 何かが あったから

もう そろそろ 休んでよ・・・?
身体は そう 言っているだろう ね

とべないね いつまで経っても 異端 児の わたしだけが
部屋に入れないのは 飛べないせ・・・い



ムクりと ひとり ベットから起き・・・て
とりあえず ここへ 座り込んでいよう

今は こうして やり過ごそう

話しても わかってもらえない 感情【 こどく 】だから
そんな 無駄なことは したくないんだ


身体に 異変【いたみ】が 起きたとき
・・・たすけて たすけて !! ! 解放 して 異変か ら

・・・ただ た だ すがりたくなる


ムクりと ひとり ベットから起き・・・て
とりあえず 椅子へ 座り込んでいよう

今は こうして やり過ごそう

言葉じゃないんだよ かけてほしいのは
発作のような 傷みを やりすごしていたいだけなんだ


足りないんだよ  まだ 飛び立てる 羽根を 付けるまでの 時間 が
・・・ きっと 今は どうにもならない 病気なんだ ね


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