ヤリチン野郎と一途くん
第21章 屋上で…
絶倫王
「アッハッハ…瑠璃くんは可愛いね…
そんなに怯えなくても良いんだよ?」
と、絶倫王は嘲笑うように
鉄バットを自分の肩に乗せ、そう言った…
瑠璃
「あはは…そんな物騒な物を手に持って…
ちなみに…後ろの方々は…」
と、瑠璃は口許を引きつらせ…
絶倫王に問いただす…
絶倫王
「あぁ…コイツらは俺のお友達だよ?」
瑠璃
(へぇ~絶倫王に、
お友達…10人しか、お友達いないんだ…)
絶倫王
「どうしたの?そんなに恐がらなくても…」
瑠璃
「お、お友達…
10人も居るなんて…スゴいですねッ!!」
瑠璃は心にもない事を言ったら…
それを察したのか…
絶倫王
「なんだぁ?その言い方ッ!?
俺に10人しか友達、居ねぇ、
みたいな言い方しやがってッ!!」