ヤリチン野郎と一途くん
第21章 屋上で…
瑠璃は、その言葉を聞いて…決心した…
瑠璃
「そうだね…
もう、蘇芳くんとは関わらないよ…」
羊は、その言葉を聞いて…
羊さん
「あなたは…ヤクザの一人息子です…
今は亡き、お父様と、お母様の為にも…
肉親は、お爺様しかいないのですよ…」
瑠璃
「うん…分かってるよ…
もう…問題は起こさないから…」
瑠璃の表情は暗く…切ないものだった…
羊さん
「それにしても…
黒のTシャツがあり良かったです…
背中の刺青がバレないか心配しましたよ…」
と、羊は話題を変えた…
瑠璃
「僕も、ヒヤヒヤしたよ…」
瑠璃は、ふと思った…
いっその事…あの時バレて…
嫌われた方が…よっぽどマシだったかも…