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瑠璃
「ところでさ…
コイツら…命拾いをしたよね？
もし、羊さんの木刀じゃなくて
日本刀だったら真っ二つに分かれてたよ？」

　と、瑠璃は松茸を剥き出しにしている
絶倫王達を見て、そう言った…

羊さん
「そうですね…」

瑠璃
「それから…コイツら…どうすんの？
このまま放っておく…？」

羊さん
「ご自分で何とか誤魔化して下さい…」

　瑠璃は…
えぇ～…と言いながら…話題を変え…

瑠璃
「あ、あのさ…僕に盗聴機を仕掛けてて…
蘇芳くんは
鏡越しで何て言ってたか教えてくれる…？」

　と、モジモジしていた…

　羊さんは、
これで蘇芳を諦めてくれるなら…と思い…
イヤホンで聞かせた…

　瑠璃は知ってしまった…

『大丈夫？』を『愛してる』と
　　　　　　　勘違いしてしまった事を…