ヤリチン野郎と一途くん
第23章 冷戦状態
蘇芳は今、瑠璃に声を掛けないと
一生後悔すると思い…
蘇芳
「瑠璃…ちょっと、話さないか…?」
と、蘇芳は瑠璃の隣に座り声を掛けた…
瑠璃
「えっ!?僕は…話す事はない…」
と、瑠璃は立ち上がろうとしたが
蘇芳に手首を掴まれ…動けなかった…
蘇芳
「俺は、瑠璃と話がしたい…」
と、蘇芳の真剣な眼差しに…
瑠璃
「う、うん…分かったよ…話を聞くから…
その前に…蘇芳くんは、ゆっくり食べて…
僕…コレを片付けてくる…
食堂の入り口で待ってる…」
と、瑠璃は食べ終わったトレイを
返却口に持って行き…食堂を出て行った…
蘇芳は、その後ろ姿を目で追い
急いで冷やし中華を口一杯に入れて完食した