ヤリチン野郎と一途くん
第29章 不安要素
瑠璃
「…それだけ…?」
と、瑠璃は、まん丸おめめをパチクりさせ
蘇芳に聞いた…
蘇芳
「…あっ…起きてたの…?たぬき寝入り…?」
と、蘇芳は動揺していた…
瑠璃
「違うよ?本当にウトウトしていただけ…
眠くなっちゃって…だけど…今の言葉で…
目が覚めちゃった…」
と、ほんのり頬を染めていた…
蘇芳
「そ、そっか…
眠かったら…少し仮眠したら…?」
と、蘇芳も少し顔が赤くなっていた…
瑠璃
「ねぇ…蘇芳くん…今の話し…聞いてた?
僕…目が覚めちゃったって言ったんだけど?
僕たち…付き合ってるんだよね…?」
と、瑠璃は少し不機嫌で…確認した…
蘇芳
「うん…付き合ってるよ…?」
と、蘇芳は瑠璃を安心させるかのように
頭を優しく撫でてあげた…