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ヤリチン野郎と一途くん

第7章 男性教師


「そうだね…君なら、そう言うと思ったよ」

蘇芳
「もう、良いでしょ?先生…
もう、眠たいから…寮の近くまで送って…」
(呼び捨てから…君…に変わった…)

先生
「うん…分かったよ…」

 蘇芳は先生の車の中で深い眠りについた…
寮の近くまで送って貰うと…
 先生から起こされ…現実に引き戻される…

 雨は上がり空を見上げれば…虹が掛かり
涼しい風が吹いて気持ちいい…

 蘇芳は先生に…

蘇芳
「先生…?俺に色んな事、教えてくれて
ありがとうございます…
もう守って貰わなくても大丈夫です…
その代わり…
奥さんと産まれてくる赤ちゃんの事…
大切にして上げてね…」

 蘇芳は笑顔で先生に、そう言うと…
振り向きもせずに寮へと向かった…

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