ヤリチン野郎と一途くん
第11章 バスの中
瑠璃
「えっ!?あぁ…
ちょっと人混みに酔っただけです…」
と、瑠璃は答えたが…
蘇芳
「そう…?…ちょっと待ってて…
コンビニ寄って来るから…」
と、蘇芳は、ちょうど、その時に
コンビニに着き、目の前にあるバス停の陰で
待ってるように瑠璃に伝えた…
暫くして…蘇芳はコンビニから出てきて
ある物を手渡した…
瑠璃
「これは…何ですか…?」
蘇芳
「見ての通り…酔い止めの薬と水だよ…
人混みに酔った…って、言ってたけど…
もしかしたら…
俺の付けてた香水で酔ったんじゃない?」
と、蘇芳は
瑠璃を試すように悪戯に聞いてきた…
瑠璃
「えっ…?あっ、違いますっ!!
蘇芳くんは、凄く良い匂いですよ!!
あの変態じじぃの異臭に耐えられなかった
だけで…まさに天国と地獄でした…」