テキストサイズ

ヤリチン野郎と一途くん

第11章 バスの中


 ふたりは気まずい雰囲気になったが…

蘇芳
「と、とりあえず…さっきの水飲めよ…」

 蘇芳は動揺し…

瑠璃
「身体が熱すぎて全部飲み干した!!」

 瑠璃は勢いで強めに主張した…

蘇芳
「じゃあ…俺のを飲め…」
(この言い方じゃ…勘違いするよな…
えーと…)

瑠璃
「の、飲めって何をッ!?」
(もしかして…蘇芳くんの精え…違ーう!!
僕は何を、お下劣発言してんだー!!) 

蘇芳
「み、水だよ!!」
(俺は何を妄想してんだ!!)

 と、蘇芳は自分の水の入ったペットボトル
を瑠璃に手渡した…飲みかけの水を…

 瑠璃は…それを一気に、飲み干した…

 ふたりは同時に…

『………これって…間接キス…』

 と、口に出していた…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ