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瑠璃
「先生には関係ない事でしょ？
連絡事項が、それだけなら
早く教室に連れて行って下さいよ？」

　と、瑠璃は先生を、しっかり見て…
強めの口調で、そう言った…

「…あぁ…そうだね…だけどね…
蘇芳くんには気を付けた方がいい…
彼は、あまり良い噂を聞かないから…」

瑠璃
「それは僕が決める事です…」

「君の為だ…後悔しても遅い…」

瑠璃
「もう、後悔してます…傷ついてます…
だから早く教室に連れて行ってください…
僕は方向オンチなんですッ！！」

「アッハッハ…そうか…
そんなに蘇芳くんに逢いたいのなら、
ハッキリと言えば良いじゃないか…」
(このガキ…大人しそうに見えて
俺を殺しそうな目を向けて…こわいなぁ…)　

「分かったよ…じゃあ私に付いておいで…」

　そして、ふたりは職員室を跡にした…