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初心な生け贄、捧げます 第8弾

第4章 澪月の想い


 月日は流れ…島の方は毎年、梅雨の時期になると恵みの雨が降っていた…

「海星…ちょっと僕、出掛けてくる。すぐ帰って来るから留守番よろしくね」

「うん…分かった…気をつけてな」

 海星は澪月の、この行動に違和感を感じてなかった…

 何故なら澪月は人魚で泳ぐのが好きだから…夜の営みや日中に繋がりたい時だけ人間の姿になるので特に気にしてなかった…


 澪月はとある場所に来ていた…

「あの…海星のお祖父様ですか?こんな場所から、この姿で申し訳ないです」

 澪月は人魚の姿のまま海面でぷかぷか浮いてる状態だった…

「良いのだよ…海星は元気かね?」

「はい…あの…海星とお祖父様を引き離す形になってしまって…」

「気にするな…キミは悪くない…」

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