初心な生け贄、捧げます 第8弾
第4章 澪月の想い
「はぃ…」
澪月の声は小さく、何て返せば良いのか分からない状態だった…
それを察した海星の祖父は…
「キミと海星のお陰で毎年、梅雨時期になると恵みの雨が降るのだ…海星とキミが幸せなら、それでよい…」
「はぃ…ですが…」
「一生、逢えなくてもキミから海星の事を毎日、報告に来てくれるから…安心じゃ…ところでキミの名前は…確か…」
「ふふっ…澪月ですよ…昨日も教えましたよ?」
澪月は可笑しくなり顔を綻ばせ緊張が解れた…
「そう!しずく、だったな!今、思い出したぞ!キミが毎日、この場所に来てくれるだけでボケ防止になるなッ!ガッハッハ…」
「そう、言ってくれて、僕も嬉しいです…」
澪月と祖父は他愛の無い会話を交わすと…
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