一途な執事と絶倫姫 第4弾
第4章 万華鏡の中
「えっ?チュッパチャプス…って…
もしかして…蘇芳くんの事…?細工をした…
って蘇芳くんが細工をしたの…!?」
と、愛莉の頭の中が付いていかない…
「蘇芳、蘇芳って…
俺の前で他の野郎の名を呼ぶなよ…
細工をしたのは俺だよッ!!
アイツは、ただ…
チュッパチャプスをくれただけ…」
と、愛莉は羊の、
いつもと違う態度に納得した…
「ふふ…
もしかして…羊さん…嫉妬してます?」
と、愛莉は嬉しさのあまり…
顔を綻ばせながら、そう言うと…
「はぁ?妬いてねぇよ!!何で俺が…」
「じゃあ蘇芳くん、蘇芳くん、蘇芳くん…」
と、愛莉は
間髪を入れずに羊を、からかい始めた…
「それ?本気で言ってんの?」
「えっ?…うわぁ…ちょっと…」
と、羊は愛莉の身体を押し倒し…