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一途な執事と絶倫姫

第3章 夏祭り


【夏祭り】

 羊と愛莉は神社の鳥居の前で待ち合わせ…

 愛莉は羊の姿を見つけると…
小走りで駆け寄り…

「羊さん…遅くなって…すみません…
浴衣着るのに…手間取ってしまって…」

 愛莉は、そう言うと…

「俺も今、
来た所だから気にしなくて良いよ…
それより、
その浴衣ちゃんと着てくれたんだね…」

 と、羊は嬉しそうに愛莉に、そう言った…

 それを聞いた愛莉は…

「だって、羊さんが、この浴衣を着てこい
って、言うから…それより…どうですか…?
似合ってますか…?」

 と、愛莉は
頬を染めながら羊に聞いてみた…

「とても可愛くて綺麗で似合ってるよ」

 羊は平然と、そう言うと
愛莉の腰に手を回し一緒に歩き始めた…

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