閑な湖畔のモリモ~リ 第3弾
第5章 回想…
「うん♪少しなら残ってるよ♪」
ピーターは、ちょっと待っててね…
と、その青年に言うと厨房の方へ向かい…
暫くしてから…ひょこっと顔を出して…
「あ、あの…お兄ちゃん…
粉の入った紙袋が大きすぎて重すぎて…」
と、ピーターは小さな身体で
顔を真っ赤にして持ち運ぼうとしていた…
「えぇッ!?大丈夫…?
無理しないで…厨房の中に入って良ければ…
僕が、そっちに行こうか?」
と、その青年は慌てて、そう言うと…
「う、うん…出来れば、そうして欲しい…」
と、ピーターはホッと一息…
その青年は厨房の中に入ると…
色んな良い香りがして…
ぐぅ~~~ぴゅるるる~~~…
と、お腹が鳴ってしまった…