心の揺らぎと格闘中 第5弾
第3章 救護室
「えぇ…!?て、照れるなぁ…」
レッドは思わず…
頭をポリポリ掻きながら、そう言うと…
「えっ!?
…なんでレッドさんが照れるんですか?」
樹莉は泣き止み鼻声で、そう言うと…
「えっ!?あぁ…いやぁ…
彼氏さんの気持ちを代弁しただけです…
深い意味はありませんので…
気になさらずに…」
レッドは咄嗟に、そう答えた…
「うふふ…レッドさんは面白いですね…
その…仕草とか…樹に、そっくり…」
樹莉は顔を綻ばせ…そう言った…
続けて…樹莉は…
「ねぇ…レッドさん…その…戦隊マスクを
外して…顔を見せて欲しいなぁ…」
樹莉はレッドにダメ元でお願いしてみた…
「えーっと…そうですね…」
レッドは悩んだ末に…