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心の揺らぎと格闘中 第5弾

第3章 救護室


 続けて樹莉は…

「実は今夜、久々に樹に誘われて…
だけど、私はレッドさんに逢いたくて、
エキストラの方を優先してしまったから…
天罰が下ったんですね…」

 樹莉は涙ながらにレッドに話した…

「そうだったんですね…彼氏さんに、
ちゃんと本当の事を話せば…
きっと分かってくれるはずですよ…」

 レッドは樹莉を優しく励ましてあげた…

「樹に…話す勇気がなくて…」

 樹莉は、まだ…悩んでいる様子…

「その…彼氏さんは…
そんなに心が狭い方なんですか…?」

 レッドは少し…元気がなさそうに質問した
自分の彼女が、どう答えるのか…不安だった

「いえ…違います…樹は、すごく優しくて
かっこ良くて…頼りになります…」

 樹莉は頬を染めて、そう言うと…

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