無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「えっ？ちょ、ちょっと、お嬢さん…
話を、ややこしくしないで下さい…
スキャンダルになったら…
俺、クビに、なっちゃいますので…」

　レッドは樹莉に慌てて、そう言うと…

「す、すみません…こんなはずじゃ…」

　樹莉は、また大量のティッシュで
涙と鼻水を拭う…

「レッド…ファンに手を出すなんて…
可愛い彼女が居る癖に…これは浮気だ！！」

　ブラックはレッドに説教し始めた…

「ああ～！！ややこしいっ！！俺はファンに
手も出してないし浮気もしていない！！」

　レッドは、ブラックと樹莉に
そう言うと救護室から出て行ってしまった…

　その光景を見ていた樹莉は…

「あ、あの…
ブラックさん…ありがとうございます…」

　樹莉はブラックに感謝の気持ちを伝えた…