テキストサイズ

心の揺らぎと格闘中 第5弾

第14章 現実…


 一方、瑞樹と咲樹も双子の女の子の
赤ちゃんを、それぞれ抱っこしていた…

 それを目撃した樹と樹莉は…

「やぁ…兄さん…俺たちの赤ちゃんだよ…」

「あっ、樹お義兄ちゃん…
私たちの赤ちゃんです…可愛いでしょ?」

 瑞樹と咲樹は幸せそうに樹と樹莉に報告…

「うわぁ…おめでとうございます…
双子の女の子…可愛いね…」

「え…ッ?ちょ、ちょっと…待てッ!!
俺たち…私たちの赤ちゃん…って…
お前ら女同士だろ!?誰の子だよ!?」

 樹莉は心の底から大喜び…
樹は青ざめていた…

「え…っ?誰の子…って言われてもなぁ…」

「そうだよ…勿論、私たちの赤ちゃん…」

「樹…どうしたの…顔色悪いよ…?」

 瑞樹は困り果て、咲樹は不思議に思い…
樹莉は樹を心配そうに声をかけ…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ