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Lovers Game 〜光と影〜

第6章 俺…ピエロ

なんでかたどり着いたのは
なんとも風情ある定食屋(笑)


『ごはんおかわりくださぁい』


3杯目・・・マジでマジだったんだ


『・・・ゲ〇吐きそうで~とか言ってたのどの口だお前?(笑)』


『ゴフ・・・ちょっと!食べてる時にやめてよ』


仮にも朝から?すき焼き鍋定食モリモリ食ってる廉


『しっかしお前~・・・こんな棒みたいな体に・・・この腹のどこにそんなにメシ入ってるんだ?』


ポンポン・・・・ぺちぺち



『モグモグ・・・グッ‥?!なにフツーに人のお腹とか触ってんのよこの変態!!』


『フフン♪食えるじゃん?』



『モグモグ・・・ご飯に罪はないから』



『おう食え♪・・・お前❝燃費❞が悪りいんだよ』


『???』



『無駄に正面からぶつかって、いつもドタバタ走って…考えなくていい事必死こいて考えるから、そんだけ食っても体に肉がつかねんだよ♪』



『・・・なにそれ』


ん~?俺の中じゃ納得理論だったんだけどな?




カチャ・・・


『逆に・・・聞きたいんだけど』


廉が箸を置いて、ポツリと声を発した
(ご飯4杯食ったあとだけど)




『あんたは・・・なに考えてるの』



『・・・』



『・・・なんて、、変人なのはわかってるから聞く気はない』


『おい・・・(苦笑)』



『バカでも変人変態でも・・・何も考えてない訳ないじゃない?…仮にも社会的立場があって…従業員抱えてて』



『なにが言いたい?』



『あんたって・・・・変だけど・・・本当は…

もしかしたら・・・ほんとは…』




『ふふ・・・❝そういうとこ❞だよ、お前の』



『え?』



『❝考える必要のない事❞考えるから…❝面倒事❞が増える

弟の事もそうだろ。なんとかしてやろうとか、こうじゃなきゃ、とか…考えない方が良い事もある』

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