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Lovers Game 〜光と影〜

第7章 俺に・・・堕ちろ

『犯されても文句言えねぇからなてめえ・・』


とか言って?
ホテルの一室でヤツを寝かせて
ベットで腰掛けて待ってる俺って??




『・・・ん・・・』


『おぅ、、酔っ払い。お目覚めか?』



『・・・ここどこ?』




『エッチなことするお部屋♪』



『?!』



廉は条件反射のように
目ん玉ひっくり返したような顔して飛び起きた




ガシ…っ


『っ・・はなして』

『おう、いいぜ?』



パッ…



手をはなしても顔を赤くしたまま廉は動かない




まどろっこしいなお前



『っ・・?!』


トン・・・



俺は無駄に軋む音を立てるベッドに
廉を押し倒して唇を塞いだ




この状況で、、寸止めなんかさせないけど





『・・・意識がない、とは言わせねぇぜ?』



『・・・っ』



『逃げたきゃ逃げろ?』




『・・・意味がわからず、、流されるのはいや』



『意味なんか・・なくていい』



『あんたは・・・何ひとつ答えてくれない』




『・・・』




『だから、、流されたくない、、のに』



『のに?』



『あんたのことなんか・・・きらい・・・なはずなのに』



『(笑)・・・のに?』





『・・・踏み込むのが…こわい』





『クス…なんかまるで〃ふつうの女〃みてぇだな?』




『・・・っ』



『❝踏み込む気❞があったなら、踏み込めばいい』



『・・・・ゃ…だ』





『知りたいなら・・ここに来て・・俺の中に来い』





ただ俺に

俺の中に・・・堕ちればいいんだ

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