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Lovers Game 〜光と影〜

第8章 毒して・・・毒されて

『で?・・・なんの用ってば』

『そうそう、お前さ・・・これと、、これ
直感でいい、どっちのデザインがいいと思う?』


俺はPCの画像を見せて廉に問う


『・・・売れるかどうか、、ってこと?』

廉は少々プレッシャーを受けるような顔で見上げる


『あー、そこまで考えなくていい♪♪直感で
なんも考えないお前の野性的な感覚がいいんだ』


『んー・・・なら、、こっち・・』


『お♪ビンゴ・・・お前たまにいい事言うからな』


『・・・選んだ、、だけじゃん』


(笑)



『・・・ホッ』

ついでにちょっとホッとしてやがる



こんな用事なら?オフィスに呼べば良いって?


『…会社でも良かったけどな♪』



『…あたしは、、構わないけど
あたしが関わると、あんたの部下たちが・・
大抵、気の毒な事になるから・・・』



だから渋々従ったってわけだ♪



『三人・・なんだかんだキャラ濃すぎてあれだけど
みんな・・・本質が優しい人たちだから
迷惑かけたくないんだもん』



と、、コイツのこういうトコを
まんまと利用したんだがな(笑)



『そういうお前も…中々イイやつだと思うぜ(笑)』



可愛いトコあるじゃん?



『じゃぁね・・用は済んだなら…』



『じゃ、次の質問』



『ぇ・・』




『❝踏み込んだ❞感想は・・・?』







廉は背を向けたまま押し黙った


耳が…真っ赤になっていたけどね(笑)

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