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Lovers Game 〜光と影〜

第8章 毒して・・・毒されて

『ふふ・・・ヨシヨシ・・・お利口だ』


逃げる気失くしたのを確かめて廉に跨り直して
その羞恥と悔しさごちゃ混ぜみたいな顔の廉を抱き寄せる



ま・・・でも?


レンアイだ色恋だとかが?
良いトコ高校生で止まってます、みたいな感覚だろう廉に

その戸惑いや、投げてくる言葉に
一言くらいは答えをやってもいいのかな?

なんて・・・



『廉・・・?』


不貞腐れたその横顔に



『俺が…お前を抱いたのは・・・

お前が、その辺の”bitchi”だと思ったからじゃねぇよ』



『・・・っ』


ピクリ・・・


廉が反応して正面・・・俺に向き直った




『お前が…目の前に居たから・・・

美味そうだから・・・食いたいから食った

抱きたいから・・・抱いた』




『・・・な』





『けど・・・』




反論しかける廉に被せて




『お前が・・・

お前の事が・・・可愛いと思ったから

お前が・・・可愛いから・・・抱いたんだ』




これくらいは?

言葉にしてやった方が良いのかな?・・なんてな

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