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『・・・～』


廉は言葉返さずに少し目を細めて
不思議そうに俺を見上げる



なんだよ・・・

そういう言葉が欲しいんだろ？


お前みたいに…感情も、男経験も
まだまだ未熟な女はさ



『逆にお前はどうなんだ？』



『･･･ぇ』




なぜ俺に・・体を許したんだ？



俺は逆に問う



そうなるように仕向けたのは俺だ


だけど、拒否する選択肢も逃げる間も
十分にあったはずだろ？

なんたって、敢えてそうしたからな
(途中までかもしれんが)




『お前は・・・なんで許した？』



『・・・～』




廉は目を右往左往させて答えを探してた




ま、、いい

そもそも聞く気もなかったことだ




『な？・・・そういうことだから･･･
意味も答えもいらねぇこともある』


俺は廉の柔らかい肌に顔を埋めた



『っ・・・ぁ』



『大丈夫・・・容赦なく･･･なんか

しないから・・・今日はもう』



最後、小さく躊躇った廉に一言。

廉は入れかけた手の力を緩めて脱力した