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Lovers Game 〜光と影〜

第9章 悪魔の心

人前でなんか・・・男の前でなんか絶対泣かない

(隠してもバレてる事はあるけどな)

そんな女の象徴みたいな廉が

ヘナヘナになって、多分・・・半泣き



今日はこれくらいにしてやるか♪



『廉・・・♪』



身体も顔も俺から反らして俯く廉を
しゃーないから俺の上に乗っけて座らせる


あん?

アメとムチ使い分けるのなんざ常識だろ


ごちゃごちゃうっせぇと退場させるぞテメーら



廉の好きな体位・・・(笑)


じゃないのはわかってる


(感じやすい場所や好きな体位は他で確かめ済みだ)



屈服させられたその屈辱から
廉のその尊厳を保たせてやるために
俺を組み敷くようにこうして見下ろさせてやる



ってのによ・・



グィ・・・



『おい・・・?(笑)』



跨って、俺のシャツ・・・胸倉を掴んで
起こそうとして来やがった


グイ・・・ギュウ・・・


『コラ・・・懲りねぇオンナだな?』


俺は合わせて体起こして向かい合う態勢をとる



ほんとにお前
体力と身体能力どうなってやがる?


さっきの続きしてやろうか?


なんて構えると・・・



プチン・・・プチ・・プチ…


廉はどこか不貞腐れた顔して少し鼻をすすりながら
俺のシャツのボタンを順番に外して、はだけさせていた



『スン‥・・・ひとのこと…素っ裸にして

自分は…そのままとか・・・

だから・・・ゲスって言ってるんじゃん』



そう言って、廉は露出した俺の胸板に
またほっぺたをくっつけて、寄りかかった



『・・・~』



だからさ・・・そういうとこ・・・


想像の斜め上すぎなの・・・お前

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