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「レンさん…？！」


さすがに予想範囲外の展開に(だから面白いのだが)
高揚してくる俺とは真逆に、周りは騒然


ヘルプについてくれてた女の子や黒服が仰天して(そりゃ至極常識的な反応だ)俺に駆け寄る



『影山様？！申し訳ございません！！』

ママまでもがすっ飛んできて



『すぐにお召し物を…！』


黒服に指示したり
黒服と共に、ぶっ飛び女を引きずってバックルームに引っ込めたり忙しなかった。



『レンちゃん？！いくらなんでも看過できないわよ？！』


完璧なママさんが、裏に引っ込むのに間に合わず
動揺しまくりの怒声が聴こえた。



（笑）


いや～・・・期待以上に期待以上すぎたなぁ




『申し訳ございません！こちらを』


『アッハハハッハ・・・ハァ…♪あ、ホントに大丈夫だよ。全然怒ってないから♪ご苦労様、ごめんね』


黒服が大慌てでド〇キでとりあえず調達したって感じの上下スーツを差し出す。(理不尽だろうなあ、気の毒に)


俺は早々に帰り支度をするとママが飛んできて平謝りで見送ってくれる。



『本当に大丈夫だからママ♪すみませんね』


『そんな、、とんでもございません。誠に・・』



『フフッ・・・❝楽しかった❞から♪大丈夫ょ』



”はぁ？！”・・・って
口には出さないがさすがに顔に出でいるママ（笑）



『❝また来る❞から♪』


ママを安心させる一言を放って俺は立ち去る。