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Lovers Game 〜光と影〜

第2章 バカ男 クソ女

微動だにせず無表情・・水に浮かぶ金魚みたいに一点を見て隣に座る女を見て俺は(いつ瞬きしてんのかな?)

んー・・どうするかな
面倒くさいのは嫌だけど、、、”その後は”ゆっくり寝ちゃいたいし?

俺は運転手に告げる行き先をホテルから”自宅”に変更した。



『・・・?・・緊張?しなくていいよ(笑)』

してるわけないだろうがな

タクシーを降りて女の手を引く


『・・・』


ほんっとに・・・(笑)表情ひとつ変えず
テクテクついてきやがる


ガチャ…

ドアの音に反応したのか家に入ってやっと
レンはキョロキョロとした


『クス・・・シャワー?(笑)そっちだよ
あ、タクシー代ここおいとくからね』

寝室にバスルームと別途で設置してあるユニットバスを指さして俺はテーブルにタクシー代を置いてグラスをのせ、こちらも指をさす。

事が済んだら勝手に帰ってくれればいいからな。


『・・・。‥・・~…っ。・・・』


トコトコトコ・・・・バタン。

一切ノーリアクションでシャワーに駆け込む女


『・・・(苦笑)』


俺は冷蔵庫からワイン出して冷やしながらソファに腰掛ける


なんかゴボゴボ?音するし?
飲み足りなくてシャワーでも飲んでるのかと思ってさ(笑)


バタン・・・トコトコトコ…



って・・・早



チラリと目をやった女の姿は・・バスタオル一枚



おいおい・・ズボラな女だな



あ、いちおホテルじゃなかったな、しゃーない。

・・・にしてもさ



キョロ…キョロ・・・


恥ずかしげもなくバスタオル一枚で歩く女に


『・・・ん…(あっち)』


俺はベットの方を指さして自分もさっさとシャワー浴びる。

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