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Lovers Game 〜光と影〜

第11章 人間くさい生き方

龍『・・・もう・・仕事は終わってるから…

言わせてもらうけどさ・・・』


龍牙も時計をチラ見して一言
俺に目線を戻して続けた



煌『おい龍牙…・・やめろ』




龍『…っ、、業務外のことだから…言うんだよ!

これは…仕事としてじゃなくて…僕、個人…

❝人として❞の感情で言わせてもらうよ!?』



煌牙の制止を振り切って龍牙は啖呵を切る

ほんと・・・珍しい事もあるもんだ


なんて、、傍観する立場じゃなかったな俺は


遮らねぇよ、絶対にな…

部下の言い分は…業務時間外であってもな




龍『楽しいのが…刺激を求めるのが悪いなんて
ちっとも思わないけど・・・だからって

笑って済むことと、そうじゃない事があるじゃないか

蓮は、なにがしたいの…!?
彼女を…廉さんを・・・どうしたいのさ?!

この間の事だって‥
二人とも何も言ってくれなかったけど、、きっと
蓮は…心を寄せてくれた彼女を…突っぱねたんでしょ?』



煌『龍牙…!!・・・その辺にしろ
業務外だからって何言ってもいい訳じゃないぞ』




龍『・・・可哀想じゃないか・・・!!!

廉さんは何も悪い事してないのに…事あるごとに

傷つけられるようなことばかり・・・!

僕さっぱりわかんないよ!何がしたいんだよ蓮!』



煌『・・・龍牙!!!』




『あぁ、、いい・・・煌牙いい・・・

龍牙、お前の言う事はなんも間違っちゃいねぇよ

わるいな・・・ほんとに。わるかった』



龍『・・・ごめん。・・・言い・・・過ぎました』

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