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Lovers Game 〜光と影〜

第3章 事件です!

【ROUND3:太牙】


『失礼します・・・』




『ハァハァ…まだ出てくる?”似たようなの”ばっか何人いるの?』


(※兄弟だから、そればかりは仕方ないと思うが…)


息を切らしながらレンが太牙を睨み付けて
スタンドライトを持ち上げて近づく


『もう❝いいから❞そこどいて・・・』


『・・・暴力(ソレ)が、あんたの解決法?』


『は??・・・』


『器物損壊…傷害…わざわざ自分を不利にしなくても、と・・・』



『・・・』



『俺を気の済むまで殴って、あなたの気が収まるなら別に構いませんが・・・』



『私が…何か言った?』



『と、仰いますと・・・』



『私が…何か要求したかって言ってるの。

私は・・そこをどいて、、ドアを開放して
ここから私を解放して・・としか言ってない

なのに、、次々に、、似たり寄ったりのが出て来て・・・一方的に。

揃いもそろって、あんた達はあのバカの❝犬❞?うんざりよ。早くここから出して』



なるほど?…と言うように微かに眉毛を動かした太牙が(※と言えど全く顔に出さないがコイツ)ひと呼吸おいて❝動き❞を変える



『・・・。仰る事はごもっともです。申し訳ございませんでした』



『・・・わかったなら早く…バカの犬が何人来ても用はない』




『説明が至らず申し訳ない事をしました。

❝当社❞として、影山に❝社会的責任❞があり
あなたには❝損害を補償される権利❞があります

我々はその説明にあがりました』



『・・・』


太牙の言葉と表情にレンが振り上げたライトを床におろした

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