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Lovers Game 〜光と影〜

第3章 事件です!

俺は・・・ソワソワしながら
❝絶対顔出すな❞と社員らに言われた❝現場❞に来て
ドアを開けてしまった

だって・・・煌牙も龍牙もあの有様で
落ち着かねぇっていうか・・めんどくさくなってさ


とは思ったけど??


あ・・・なんか


❝なんでテメーが出てくる?❞
❝全部パァじゃん❞
❝最悪・・・❞


って、表情は一切変えないクセに太牙は顔に書いてあってさ

てことは、太牙は【クリア】間近だったのか?
俺やっちゃった???



『ちょうど良かった・・❝コレ❞でもういいから
あんた?・・・何て言ったっけ、三人目?』

『ぁー・・・はい・・?』

レンのよくわからん問いに、諦めモードの太牙が生返事

『2・・・ううん1秒でいいから止まってて?』



はて?・・ま、いいか




『おい・・クソ女?』



俺はズイっと身を乗り出すと
太牙の視線も空気も無視して絶対NGと言われた直接接触を開始。



『この度は、、、悪かった』


口を開いた俺を前に太牙がついに頭痛起こした顔してる・・・が、とりあえずシカト






『・・・それが人に詫びる態度と言葉?』




『うるせえ。お前がどこの誰かも名前も知らないだけだ。
・・言いたい事は言え、暴れたきゃ暴れろ』




『・・・宇宙人と話すことはない』



やっとまともに声聞いたと思えば、減らず口…クソ女が




『好きなだけ悪態つけ・・・俺にならな』



『・・・は?』






『うちの社員…俺の部下を

・・・❝犬呼ばわり❞するな。

それだけは取り消せ・・・今すぐに』





シ…ン・・・一瞬だけ静寂




❝ほんとにやめて?収拾つかないから❞

太牙が目だけで言って、俺を制止しようと手を伸ばす‥時



『三人目?・・・だから止まっててってば』



レンが視界に入る太牙をキッと睨んで・・・





ふん、引っぱたかれるくらいしゃーない

で?
普通はさ、パチーン、とか、ペチーンとか?
効果音とかするとこなのに?


スッ・・・タタタ…っ



『あんたの言い分・・聞く義理なんか…ない…っ』



『・・・へ?』



なんで俺のこの空間には



助走つけて飛んだ女が真ん前にいて?



❝ドッス❞・・・



なんて音がミゾオチにしてるわけ?

ね?ね?


ナンデ?(笑)
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