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Kalraの怪談

第60章 六十夜目:六十夜目の怪

☆☆☆

ふっ・・・

私の話。
これだけは、私の体験した私の話だった。

・・・番が、回ってくる。
でも、もう話が、出来ない・・・
これ以上、できない・・・

もっと、怖い話を、
 もっと、私が語るべき話を・・・

そう思っている内に、私の前の人が話終えた。

 ふっ・・・

最期の火が消えた。

暗闇の中、全てが、消えた。
私も・・・何もかも・・・

【Kalraの怪談 完】
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