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微熱に疼く慕情

第3章 【甘く麻痺していく心情】






お口開けて待ってたら勢い良過ぎて頬と耳まで精液掛かっちゃった
元気だね、嬉しい……
綺麗にしてあげるね
一番敏感な時だから悶絶してるの大好き
まだ舐めたいって思っちゃう
本当、S心擽るよねキミは……



「ご、ごめんなさい」と慌ててティッシュで拭いてくれる
起き上がってハグするの
何で泣いてるの?嬉しいの?
私に好きって言ってもらえて?
そんなの当たり前じゃん
たくさん“待て”出来たもんね



「一華さん…今日こそ僕にご馳走させてください、何か頼みましょう」


「あ、ルームサービス?頼むの?良いよ」


「好きなの選んでください……って、ホテルのルームサービスでごめんなさい、もっと素敵なレストランとかでご飯食べれたら良いんですけど」


「それは追々…という事で、んふふ、樹くんとだったら何処でも嬉しいよ」


「いつも出してもらってばかりだから……これからは僕も男らしく振る舞いたいです」


「そんな事気にしなくて良いのに…」


「さぁ、選んでください」


「樹くんは?何か食べる?」


「僕ですか?うーん、そうだなぁ……って、一華さんが先です」



メニューを見ながら腕を組む
肩に頭乗せて「先に選んで?」と言っても
「いや、一華さんが…」ってなるから強引にキス……



「私は……食事よりも樹くん食べるから大丈夫」


「え…?」



すぐ顔が真っ赤になるね
ニヤニヤしちゃってるのは何故かなぁ?
首に手を回して耳元で
「次はさっきみたいに早くイかせないからね」って囁くの
顔がクシャッてなって悦んでる
好きなの適当に頼んでシェアしよ……
食べたら2回戦、シようよ
まだ出来るでしょ?



食事が届いたらシャンパンで乾杯
あーん、してくれようとしたけど首を振る
「お口で欲しいな」
最初は照れてたけど、結局、自分も欲しがるじゃん……





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