
微熱に疼く慕情
第5章 【陶酔させてく純情】
「えっ、橘さん参加してくれるの!?」
「あ……はい」
当たり前のように不参加だと思われていたらしい
出欠を聞かれて驚かれてしまった
ですよね、不参加にしたかったですよ本当は……
何かよくわかんないけど、色んなところに私が参加するって噂流れてるんだけど何で?
行っても浮くだけなんだけどなぁ……
「自由行動の時、一緒にまわらない?」って声を掛けられた
なんてストレートな……
「約束してる人が居るので」と断って大丈夫だったかな?
ふぅ~と一息つく前に社内歩くたび声掛けられるってどういう事!?
これ、先輩が前に言ってたやつ?
そして私、やっぱりお局様と同じ部屋割りになった
まぁ、その方がマシかもね
「私、9時には寝るから」と先に言われてしまった
迷惑掛けないでねって事?
出しゃばるのは嫌だったから体験コーナーは一番最後に決める事にした
空いてるところで全然良い
先輩は拗ねるかもだけど仕方ないもん
あまり人気のなかった書き初めになったと伝えたら
「ちぇ、一華といちご狩りしたかった〜」っておっぱい揉みながら言わないでよ
そのお詫びと言っちゃなんだけど私の家に招待したし、一緒にお風呂入ってるじゃないですか
「機嫌直してください、隼人さん」
「今からでも書き初めに変えようかな」
「無理ですよ、もうその人数で参加締め切ったんですから」
「他に誰が居た…?」
「えぇ……総務の森さんとか、営業の鎌田さん?」
「えっ!鎌田さん居るんだ、意外…」
「私もそう思った、アクティブっぽいイメージあるのにね?多分、私と同じで残ったところ入っただけじゃないかな、ふふふ」
「何か嬉しそうじゃない?」
「もう、またそうやって拗ねる〜」
「鎌田さんと代わってもらおうかな」
「ね、ちょっと……」
乳首勃たせて耳舐めはズルいよ……
