
微熱に疼く慕情
第7章 【錯綜していく哀情】
「じゃあ、もうコレ脱いじゃおうか」
「は、はい…」
会いたい、の一言で飛んで来て
今から私に何されるかわかんないのに
ドキドキしてちんぽ勃たせてる可愛いワンコ
この部屋ね、人気らしいよ
夜や週末は必ず埋まるって噂
素敵だよね
入って来た瞬間から目を引くこの椅子
「そこ座って」
「はい…」
凄いよね、朝から空いてて良かったね
一日一緒に居られるから嬉しいでしょ?
ずっと此処に連れて来たかったんだ……
全裸になったキミは言われた通りその椅子に座って
今か今かと私の指示を待ってる
私を見上げる瞳に期待と悦びが入り混じってるよ
目の前に立って、輪郭をなぞり、顎を持ち上げる
「可愛いね、生まれたまんまの格好で何されちゃうの?うーん……どうされたい?凄いヒクヒクして我慢汁垂れてるよ」
耳元で「変態」って言ってあげたらもっと硬くなった?
見られてる事でそんな勃起しちゃうんだ?
「いっ……一華さんに、触られたいです」
「えぇ、勝手に勃起してる子やだぁ〜」
「ごめんなさい、ごめんなさい…」
「んふふ、根っからの変態だったんだね、樹くんは」
「ち、違います、一華さんだから……」
「私だから何?」
「一華さんにそんな目で見られたら……勃っちゃいます」
「え〜どんな目で見てるんだろ、触られたいんだ?」
「はい……触ってください」
「頼み方、それで合ってる?」
「触ってください、お願いします…!」
隣に立つだけで嬉しそうね
これ、ガッチャンしようね
この椅子に着いてる、両手、両足に枷を着けてく
「もう逃げれなくなったよ」って言ったら
本当に外れないか確認してる
「コラ、暴れないの、綺麗な身体に傷が着いちゃうよ、私がそんなの耐えられないからやめて」
「はい、ごめんなさい…」
