
微熱に疼く慕情
第10章 【囚われない愛と持続的な関係】
「壊して……みなさいよ…っ」
「だから締めんなって…っ」
キュッと膣を締めたら顔歪ませちゃって
手を伸ばして後ろ向きにキスをする
抱き着いて舌を絡ませ合うところ、
隼人さん、もっと見て……
「大智だって、見られながらするの好きでしょ?」
「一華ほどじゃねぇよ」
「ウソつき、めっちゃ興奮してるくせに」
「興奮してる一華に興奮してんだよ」
「あっあっあっあっ……イク…っ」
「イケよ、彼氏の前で、誰のちんぽでイってんだ?」
「あぁっ…!大智のおちんちんでイクの……あっあっ…イクイクイク…っ」
腕を後ろに引っ張られて身体がより密着する
肩で支えられたまま鬼ピストンされて何度も頭の中が弾けた
これが寝取られセックスの真骨頂だよ…っ
手も出せない彼氏の前で、私たちは激しく交わる
溢れ出る体液もありのままを見せて
彼氏を見ながら絶頂していくの
凄い勃起してるのを見て、鼻で笑う私は感情が欠けてしまっているのかな……
「一華、気持ち良い?彼氏見て言えよ」
顔ごと先輩の方に向かせられ再び目が合うの
大智の容赦のないピストンに顔が歪んでいく
言わせたいだけなのもわかっているのに
何でこんなに興奮するんだろうね
「イクイク」って先輩を見ながら言うのゾクゾクする
「ほら、言えって」
「んんっ……ハァハァ、気持ち良い、気持ち良いよ、隼人さん…っ」
「元カレのちんぽ気持ち良いってさ、あぁ、どこに出そっかな、どこに出して欲しい?」
「あっあっあっ……お尻に出して」
「りょーかい」
あぁ、また頭の中が真っ白になっていく
椅子から崩れ落ちては大智が先輩の方に手をつかせてきた
バックのまま、先輩とはキス出来るほどの至近距離で見つめ合う
私たち……どうなるの………?
