
微熱に疼く慕情
第10章 【囚われない愛と持続的な関係】
いつもより執拗で、なかなか終わらせてもらえない
出しても出してもまた新しいのを着けてナカに沈めてくる
どんなにイかされても吹いてもあなたが欲しい
どんどん激しくなるのに溢れて仕方ないよ
「ハァハァ……好き、好きです、誉さん」
「もう絶対離さねぇぞ、俺ナシじゃ生きてけない身体にしてやるからな…っ」
もうなってますよ
大好きなこのおちんちん、居なくなるなんて考えられないです
「はぁん……もう無理…っ」
「無理じゃねぇよ、まだまだぶち込んでやるから」
「んっんっ……」
「嬉しそうな顔してるじゃねぇか……堪んねぇな」
いつの間にか周りには使用済みのゴムが散乱している
それを見つめながら仰け反ってイクんだよ
本当に意識が遠退いていく感覚
肩を押さえられての鬼ピストンは何度か飛んだ
「イクイク」ばかり言ってもう何も考えられなくなっていく
ずっとポルチオに当たってるから、もうダメ、イキ過ぎて可怪しくなる……
「一華っ……イクぞっ……出すぞ…っ」
声だけ拾って、また途切れた
ヤバい、飛ぶ瞬間が一番好きかも
愛する人に飛ばされるって
こんなに幸せな事なんだなって改めて思う
目覚めた時にその人の腕の中に居たなら
もっと幸せな世界が広がっていくんだよ……
腕の中で、最初に目に入るのが愛する人の寝顔
どれくらい寝てた?
モゾモゾしていたらギュッと抱き寄せられる
「まだ寝てろ」って厚い胸板が目の前に……
起きた瞬間にムラッとするの変かな
時間はまだあるでしょ?良いよね
大胸筋にチュッとキスして、乳首ペロペロするんだよ
「コラ」って叱られるのも好き
本当は全然怒ってないくせに
まだ2人とも服を着ていない
私が押し倒して跨いだら、優しい声で名前を呼んでくれるんでしょ?
「んふふ、スイッチ入っちゃった」
「懲りないヤツめ」
