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一人暮らしでヘルパーさん頼んだら、自分好みの人だった。

第3章 ヘルパーさんと料理を作る(2)

 そして、日曜日の午後、田中さんが来た。

「こんにちは」

「こんにちは」

 今日も同じTシャツだった。

「今日は少しずつ作ってみましょうか?」

「はい」

 田中さんに見てもらいながら、作っていく。

「ウマイウマイ。作ったことあるの?」

「親が作ってるのを見たことがあるだけ」

「そうなんだ」

 田中さんが手を伸ばして、自分の手を掴む。その時に少し胸が触る。気にならないくらいだが。

「ここをこうして」

 田中さんが鍋を動かしたりしていると、ぷにぷにと胸が当たる。

(ブラ、してるよね?)

「これで良いかな? 少し食べてみて」

(私の……おっぱい食べて♡)

 いけない妄想をしてしまった。

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