
HEAVEN~時を超えて~
第1章 逢えた
ジャブジャブ…ザザー
ゴシゴシ…
『マコト〜?目閉じて
シャンプー流すよ』
ザザー…ジャブジャブ
『手下ろして?いつまでそうしてるの
恥ずかしがる事ないよ、僕から前見えないでしょ』
『・・・〜』
ブクブク…ゴシゴシ
気付けば泡立てたタオルで体を洗われている
あたしは息を殺して
唯一脳の緊張を和らげてくれそうな
ボディソープの香りに酔いそうな感覚と闘いながら
無意識…無意味に
両手を前で組んで背中を丸めて抗っていた
『マコト?…ちょっとだけ手緩めて
少し…バンザイしてみて』
ゴシゴシ…ゴシ
『んっ……ふっ……ン』
ゴシ・・・
『…マコト…くすぐったいの?』
脇腹から脇の下らへんにかけてタオルが擦れて
思わず身を捩ってしまったあたしに
彼はしっかり反応していた
『クスクス…なんだ
くすぐったくて丸くなってたの?可愛いねマコトは』
『……』
違うでしょうが
…違わないけど…そこじゃないでしょ
って、言っても無駄だから、いいや
反応したら負けだ
『はい、じゃあと前でおしまい。バンザイして』
ゴシゴシ…
胸の周りももれなくタオルがぐるぐると通過する
『ン…っ……ん……』
『クスクス…』
わざと…やってる?
あぁ、蹴飛ばしてやりたい
ザザー……キュ…
『さて…スッキリしたし、やっとゆっくり
落ち着いてお話し出来るねマコト?』
『・・・』
『まだ何か問題でもある?』
ほんと…何事もなかったような顔で
ニッコリして…あたしの体を拭いてる
変な男…
いつの間やら
髪の毛まで乾かしてくれちゃってて
一々反応しないようにって
頭ではわかってるんだけど…
『問題だらけだよ…!・・・問題しかないわよっ』
この男…控え目に言って・・・変質者
ゴシゴシ…
『マコト〜?目閉じて
シャンプー流すよ』
ザザー…ジャブジャブ
『手下ろして?いつまでそうしてるの
恥ずかしがる事ないよ、僕から前見えないでしょ』
『・・・〜』
ブクブク…ゴシゴシ
気付けば泡立てたタオルで体を洗われている
あたしは息を殺して
唯一脳の緊張を和らげてくれそうな
ボディソープの香りに酔いそうな感覚と闘いながら
無意識…無意味に
両手を前で組んで背中を丸めて抗っていた
『マコト?…ちょっとだけ手緩めて
少し…バンザイしてみて』
ゴシゴシ…ゴシ
『んっ……ふっ……ン』
ゴシ・・・
『…マコト…くすぐったいの?』
脇腹から脇の下らへんにかけてタオルが擦れて
思わず身を捩ってしまったあたしに
彼はしっかり反応していた
『クスクス…なんだ
くすぐったくて丸くなってたの?可愛いねマコトは』
『……』
違うでしょうが
…違わないけど…そこじゃないでしょ
って、言っても無駄だから、いいや
反応したら負けだ
『はい、じゃあと前でおしまい。バンザイして』
ゴシゴシ…
胸の周りももれなくタオルがぐるぐると通過する
『ン…っ……ん……』
『クスクス…』
わざと…やってる?
あぁ、蹴飛ばしてやりたい
ザザー……キュ…
『さて…スッキリしたし、やっとゆっくり
落ち着いてお話し出来るねマコト?』
『・・・』
『まだ何か問題でもある?』
ほんと…何事もなかったような顔で
ニッコリして…あたしの体を拭いてる
変な男…
いつの間やら
髪の毛まで乾かしてくれちゃってて
一々反応しないようにって
頭ではわかってるんだけど…
『問題だらけだよ…!・・・問題しかないわよっ』
この男…控え目に言って・・・変質者
