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私の物語

第3章 憂鬱

今は自分の体は何不自由なく動いてくれているけど、いつかガタがきて動かなくなってしまうんだろうなとも思う。
そうなる前に対処しようって思うけど続かない。

体が動く、目が見える、耳が聞こえる、自分にとっては当たり前の事だけど、他の人からしたら当たり前じゃなかったりもする。
動く体、見える目、聞こえる耳、有り難いと思いなさい。

母もよく言っていた。
自分の体に有り難いと思いなさい。
毎日不自由なくご飯を食べれる事に感謝しなさい。
あたたかい家、綺麗な水、お風呂、火が使える、自分達にとって当たり前のことに感謝しなさい。

小さい頃から言われてきた。
小さな事にも感謝し有り難いと思うようになった。
だから、自分の体にもいつも申し訳なく思い「いつもありがとう。ごめんね。」と言い泣く。

自業自得の事をしている。
分かっている。
分かっているなら治せよって思う。
治せたらどんなに嬉しいか。

でも、もう疲れた。

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