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【参加型小説】異界からの脱出

第2章 ノエル 17歳【1/1 12:45】

「どうしたんだ、ノエル。お前がうちに来るなんて珍しいな」

幼なじみは玄関に鍵をかけたあと、ノエルに振り返った。

「悪い、マサキ。外がすごい霧でさ……こんな霧が出るなんて初めてだよな?」

幼なじみはマサキという。ノエルと同じ17歳で、小・中と同じ学校だった。昔はよく遊んだが、中学2年生ぐらいからマサキとは疎遠になっていた。

「ああ、すごい霧だな。せっかく日の出を見ようと思ったのに、朝からずっと霧が出ているせいで、どこにも出かけられない」

「朝から霧が出ていたのか」


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