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【参加型小説】異界からの脱出

第3章 キーユ 29歳【1/2 12:48】

教室から出てきたのは、綺麗な顔をした女の子だった。いや、ズボンを履いているから男の子か? いや、最近の子は男のような格好をしている女の子もいるから、女の子か? 少女なのか少年なのか分からず頭が混乱していると、

「ジロジロ見るなよ、おっさん」

少女から低い声が発せられた。しかも綺麗な顔が歪んで、鋭い目でこっちを睨みつけている。

「君はオカマなのか?」

「……は?」

長い沈黙が流れた。


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