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【参加型小説】異界からの脱出

第4章 山内喜代 81歳 【1/2 20:55】

ノエルは梅おにぎりを選んだ。

「あら、鮭じゃなくていいの?」

「……どうせ味しないんで」

「?」

喜代は不思議に思いながらも、鮭おにぎりを一口食べた。

「おいしいわ〜、やっぱりおにぎりは鮭が一番よね!」

「えっ……」

ノエルは怪訝な顔で喜代を見ている。

「どうしたの?」

「……なんでもないです」

やっぱりノエルはどこか元気がない。

「そういえば今何時かしら」

喜代はガラケーで時刻を確認した。

【21:20】


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