テキストサイズ

sunny spot

第2章 #002

あの日から数日が過ぎ、俺は今危機的状況に陥っている。

「こんばんは、雨宮さん」

仕事から帰宅すると隣人のたいようが待ち伏せしていた…のではなく帰路でばったり遭遇してしまった。

「あ…ども……」

初めて見た日より一層イケメンに拍車がかかっている。
よく見るとピアスめちゃくちゃ開いてるし、普通のニットなのにすごくオシャレに見える。

「あの日以来ですよね?」
「へ?!あ、そうすね…」

ニコッと微笑みながらあの日のことサラッと口に出されて動揺してしまった。

「改めてなんですけど、あの日は連れがご迷惑おかけしました」
「あ、いえ、全然」

なんだか一緒にいるのが気まづくなってしまい普段より早足で家へと向かう。

「お詫びと言ってはなんですけど、今度ご飯奢らせてくれませんか?」

は?

ピタッと足を止め振り返る。
たいようは目を細めてにっこりと微笑んでいた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ