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箱入り娘、異世界へ行く。

第2章 帰りたいっ!

「ああ……だからさっき俺は……。……いや、俺が我慢すればいいだけだ」

「えっ? 何を?」

「なんでもない……。それより、お腹空いただろ? すぐに持ってくるから待ってろ」


 レオは私から目をそらすと、すぐに部屋から出て行った。


「なんなの? わけわかんない……」


 わたしは床に落ちているレオの布切れを拾った。


「ううっ……申し訳ないけど、やっぱり使う気にはなれない」


 わたしは布切れをつまんでその辺に置いた。そしてあることに気付いた。


「……待って。ティッシュがないということは、トイレットペーパーもない!?」


 恐ろしいことに気付いてしまった。
 まさかアレさえも使い回してるなんてことないよね!?


 

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