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SAKURA (さくら)

第8章 五月 皐月めい


 皐月めい…


 さくらが散り…

 季節が移ろい…

 もう、切り替えられた…

 そう思っていた。

 だが…

 それは、単なる自分自身のエゴでしかなかった――


 散りきれぬ
 八重の名残を
 背に受けて
 皐月の風に
 われは戻れり


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